月記　２００３年４月

３月３０日以来の月記・・・。

ホントに“日記”ならぬ“月記”になりつつあるなぁ。すばらしい危機管理能力だ（って先々々月と先々月と先月も書いたな）。

てな訳で、今度はいつ書くのだろう・・・。

仕事忙しくて書く暇ねー時多いからなぁ。

ま、いっか、また書きたくなる時がくるだろうから、そん時また書こう。

なんつっても今週は超ハードな日々を送っちまったぜい。

まず月曜日の夜から水曜日の朝まで、お客の仕事に立ち会うっていう仕事があったのだが、これが夜勤ときてやがんの。

で、お客がうちの会社で作った機械を使ってるんだけど、もし、こいつが止まったら直すってことになっていた。

でも結局何も起こらず無罪放免ってことになったんだが、普段夜勤なんざやりなれてないんで昼夜問わず超眠い状態で埼玉から４時間かけて地元へ帰った。

したら、その翌日、九州に納めた機械がトラブって「すぐ来い！！」って話になった。

んなこと言ったっていきなり今日来いって言われても行けるような距離じゃないじゃんっ！！って思ったけど無理やり九州へ文字通り飛んで行った（飛行機で行ったからね）。

で、空港の最寄駅からタクシーと高速道路使ってったけど、結局予約した便には乗れず、1時間４０分またされるはめに。

これなら電車で行っても変わらないじゃんっ！！と、思ったが空港にいる以上ジタバタしてもしゃーないので、空港のロビーでパソコン開いて仕事をする。周りの人達は「この人何やってんの？」とか思ってたんだろうなぁ。あやしいもんなぁ、表示されている画面が・・・。

６時間、やっとのことで九州に到着し、トラブル内容を確認し修正した。翌日、お客が機械を使っている間、何かあるといけないんで、ずーっとボケーっとしてたら夕方４時になった。

で、お客の偉い人が「もう帰っていいよ」って言ったんで帰路についた。

帰りは電車で帰ったんだけど、新幹線に乗ってたとき、3列席の窓際が俺で真中と通路側の席に連れらしい人達が座った。

一人は坊主頭（っていうかスキンヘッド）で、もう一人は恰幅の良い人だった。二人とも背広だったんだけど、恰幅の良い人のシャツの色が黒だったんで「もしや」と思った。

で、坊主頭の人が携帯で電話していたんだけど、デッキで電話しないとこをみると、ますます怪しい・・・。

で、デカイ声で話をするもんだから話の内容が聞こえてしまう。そのとき、その人の口からナントカ「組」っていう単語が飛び出した。

ほぼ確信したのだが、まだ建設会社の人かもしんない、と、自分に言い聞かせた。しかし、その後、坊主頭からは「兄貴」とか（東京方面へ）「上がる」とかの言葉がポンポン飛び出してくる。

窓に映るしぐさを見ていたのだが、坊主頭は恰幅との会話の中で小指を立てて斬るしぐさをしたりする。

９０％確実だと思ったが、OBかもしれないしなぁ、と思うことにした。現役よりOBの方がまだ気が楽だ。

しかし、次の行動に確信してしまった。

しかも、坊主頭がタバコを咥えた瞬間、恰幅の方がサッとライターを差し出し火をつける。相手の顔を火で照らさないように・・・。

うわーっ。こうゆう人達ってベンツかなんかで移動するんじゃないのかよっ！！って思ったが別に「その筋」の人は新幹線に乗ってはいけないという法律がある訳でなし・・・。変なことしなければ噛み付いたりしないだろう（犬かよっ）と思うことにした。

で、新幹線が走り出し、しばらくすると俺の横に座っていた恰幅が眠り始めた。で、次第に俺の方によりかかってくるではないかっ！！

ちょっとぉ！！止めてくれるぅ。そーゆー趣味は無いわよっ！！（あるじゃんっ）って自分の頭の中でツッコミを入れる自分がいた。

まぁ、ビビった方が相手も不愉快だろうから、俺も寝てるふりした。

やっとのことで俺が降りる駅がきた。何事もなかったかのように新幹線を降りた。あー、疲れたぁ・・・。

・

実は九州への出張がなければ本来長野への出張があり、なおかつ他の現場でもトラブルがあったんで、それらに対応するためアタマフル回転だった。

あーあ、体力的にも精神的にも疲れたなぁ、今週は。来週はいいことあるかなぁ、と、思ったら来週一週間は長野へ出張である。

なんとかしてくれーっ！！

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